ー Andoid向けSDKのバージョン管理とnative_app_updateイベントについて

Android向けのSDKにおけるバージョン管理の概念

KARTE SDKでは、Androidアプリにおいてversion_nameとversion_codeという2つのバージョン管理の概念を使用しています。それぞれの役割は以下の通りです。

  • version_name: ユーザーに表示されるアプリのバージョンを表します。通常、build.gradleファイル内のversionNameで指定される値で、メジャーリリースや新機能の追加に伴って更新され、形式は「1.0.0」や「2.1.3」のようなバージョン番号になります。
  • version_code: アプリのビルド番号を表します。これもbuild.gradleファイル内のversionCodeで指定される整数値で、通常はバグ修正やマイナーチェンジなど、同一のバージョン内でのビルドを区別するために使用されます。

native_app_updateイベントの発生条件

SDKにおいて、native_app_updateというイベントは、version_codeの変更が検出された際に発生します。

アプリが新しいビルドに更新され、version_codeが前回のバージョンから異なる場合、このイベントがトリガーされます。これにより、アプリ内での適切な更新処理が実行されます。また、インストール時や、その他のアプリライフサイクルイベントにも対応しています。