ーApp Tracking Transparency(ATT)の許諾情報の連携

KARTE SDKによるApp Tracking Transparency(ATT)の許諾情報の連携を有効にしたい場合は、本記事を参考に実装をしてください。

実装

ATTの許諾リクエストのコールバックの結果に対して以下の処理を追加することでSDK内部よりイベントが送信されます。

import KarteCore
import AppTrackingTransparency

...

ATTrackingManager.requestTrackingAuthorization(completionHandler: { status in
    // こちらの処理を追加                                                  
    KarteApp.sendATTStatus(attStatus: status)
})


  

管理画面上でatt_status_updatedイベントが送信されており、att_statusフィールドに値が含まれていることが確認できれば、正しく実装されております。詳細な確認方法については、サポートサイト をご覧ください。

細かいATT許諾状況の取得

より厳密にATTの許諾状況を管理したい場合、アプリの起動、再開のタイミングでATTの許諾状況を随時送信することができます。


import KarteCore
import AppTrackingTransparency
import UIKit

class AppDelegate: UIResponder, UIApplicationDelegate {
    func application(application: UIApplication, didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [NSObject: AnyObject]?) -> Bool {
        ...
        // 起動時にATTの許諾状況を送信する
        KarteApp.sendATTStatus(attStatus: ATTrackingManager.trackingAuthorizationStatus)
        return true
    }
    ...
}


📘

イベント数節約のために

上述の実装をすると、アプリ起動時に毎回att_status_updatedイベントが発火されるため、イベント数が増えてしまいます。

もしイベント数の節約したい場合は、userDefaults内にATT許諾状況を保存しておき、差分があった場合のみ KarteApp.sendATTStatus(attStatus: ATTrackingManager.trackingAuthorizationStatus) を呼び出すようにしてください。