外部Googleサービスアカウントのクエリリソースを使ってクエリを実行する
通常、KARTE Datahub 上でのクエリ実行には、KARTE Datahub 側で内部的に利用しているサービスアカウントが使われます。また、KARTE Datahub 側で管理している月間使用可能クエリリソースが消費されます。
しかし、KARTE Datahub に外部GCP環境のサービスアカウント(以下「外部Googleサービスアカウント」と記す)を登録することで、KARTE Datahub 側の月間使用可能クエリリソースを消費せずに、外部Googleサービスアカウントを使ってクエリを実行することができるようになります。
事前準備
- 自社のGCPコンソール上でサービスアカウントを作成し、Google BigQuery のクエリ実行可能な権限(
BigQuery データ閲覧者権限
またはBigQuery データ編集者権限
)を付与します - 当該サービスアカウントのJSON形式のサービスアカウントキーファイルをダウンロードしておきます
設定手順
1. 外部Googleサービスアカウントの登録
- [データハブ設定] 画面 > [サービスアカウント管理] タブ を開きます
- [外部Googleサービスアカウント] > [サービスアカウントを登録] ボタン をクリックします
- 当該サービスアカウントのキーファイルをアップロードし、[登録する] ボタン をクリックします
2. KARTE Datahubのデータセットへの閲覧権限を付与
- 外部Googleサービスアカウントに対して、KARTE Datahub 側のデータセットへの閲覧権限を付与します
- 参考: データセットを外部に共有する
3. クエリ実行時に使用するサービスアカウントを変更
- [クエリ] 画面を開きます
- クエリ実行時に使用するサービスアカウントは、「クエリフォルダ」の単位で設定が可能です
- 当該サービスアカウントを使って実行したいクエリが格納されたフォルダについて、右の […] メニュー > [サービスアカウント設定] をクリックします
- クエリ実行時に使用するサービスアカウントを、外部Googleサービスアカウントに変更します
よくある質問
Q. ジョブフロー内で実行されるクエリについても、クエリ画面で設定されたサービスアカウントが使われますか?
- A. はい、手動実行、ジョブフローによる実行のどちらの場合であっても、[クエリ実行時に使用するサービスアカウント] で設定したアカウントが使われます
Updated 12 months ago