アクションテーブルクエリを作成する
アクションテーブルクエリを作成することで、「主キーの一致以外の条件でアクションテーブルにアクションから問い合わせること」が可能になります。
手順
- アクションテーブルの「クエリ」タブで、クエリを「新規作成」する
- 「クエリ名」を指定する
- 名称には英小文字 + 数字 + _(アンダースコア)のみ使用可能です
- 「条件を設定」をする
- 「有効化」する
- 有効化が完了するまでに少し時間がかかります
クエリの作成数の上限
1テーブルにつき、5つのクエリが作成可能です
設定可能な条件
アクションテーブルクエリでは、以下の項目を組み合わせて条件を設定できます。
条件 | 説明 |
---|---|
Limit | 取得するレコード数の上限を設定します。最大100レコードまで取得できます。 |
Filter | レコードの抽出条件を設定します。複数指定した場合は、AND条件になります。 単純な一致/不一致以外にも、数値のフィールドであれば「大小比較」、文字列のフィールドであれば「IN」や「NOT IN」などを選ぶことができます。 |
Sort | 取得レコードの並び順を、「昇順」「降順」から選択できます。 |
Projection | 取得レコードに含めるカラムを、複数選択で入力できます。 |
FilterでDATE型を利用する場合
値はUNIXタイムスタンプ(13桁のミリ秒単位)を指定してください。
Filter条件内でパラメータを利用する
Filter条件の「入力タイプ」に「変数名」を指定すると、右辺の値は配信時にアクションから渡された実際のパラメータ値で置換されます。
IN
やNOT IN
を指定した場合、呼び出し側ではパラメータに配列を渡してください。また、10要素まで指定可能です。
Filterの設定例
カラム名 | 演算子 | 入力タイプ | 値/変数名 |
---|---|---|---|
item_category | = / != | 値 | categoryA |
item_category | IN / NOT IN | 値 | ["categoryA","categoryB"] |
item_category | = / != | 変数名 | category |
item_category | IN / NOT IN | 変数名 | categories |
JavaScriptの記述例
// 「= / !=」の場合
var table = widget.collection('v2/actiontable001');
var params = { categories: 'categoryA'};// 1つのパラメータを指定
table.getByQuery('query001', params, function(err, items){
if (err) return console.log('err: ' + err);
console.log('items: ', items);
});
// 「IN / NOT IN」の場合
var table = widget.collection('v2/actiontable001');
var params = { categories: ['categoryA','categoryB'] };// パラメータを配列で指定
table.getByQuery('query001', params, function(err, items){
if (err) return console.log('err: ' + err);
console.log('items: ', items);
});
Updated 5 months ago