— アプリケーションのログアウトに対応する

Usage

ログイン/ログアウト機能のあるアプリケーションでは、ログイン時に identify イベントで user_id を送信しユーザーをメンバー化します。
このときSDKが自動生成する visitor_id と明示的に送信した user_id は紐付いた状態となります。

アプリケーション側でユーザーがログアウトを行った場合でもこの状態は維持されるため、アプリケーション上の状態と、KARTE側の状態が一致しない状態になってしまいます(アプリケーション側はビジター扱い、KARTE側はメンバー扱い)

この状態を避けるために、ビジターIDを再生成する機能を利用することが可能です。

ビジターIDの再生成の方法

  • ログアウト時にrenewVisitorId()を実行することで再生成されます
KarteApp.renewVisitorId()
KarteApp.renewVisitorId();

ビジターIDの再生成機能時に行われる処理

以下の処理が行われます。

  • リセット対象のvisitorのプッシュ通知の購読フラグ(plugin_native_app_identity.subscribe)を 非購読(false) に変更
  • 端末に保存されている設定値の削除
  • visitor_id の再発行
  • 新たに生成された visitor に対してFCMトークンを紐付け
    • 新たに生成されたvisitorでplugin_native_app_identify.subscribeを再送信
  • アプリビジターIDの再生成(native_app_renew_visitor_id)イベントを送信

WebView利用時の注意事項

WebView連携 を行っている場合は、ビジターIDの再生成と合わせ、WebView上のCookie/localStorageについても削除が必要です。

削除が適切に行われない場合、ログアウト前の状態が意図せず継続する可能性があります。