イベントを送信しよう(ウェブ)

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このページでは、SDKを使ってKARTEで最も基本的な概念であるイベントを送信する方法を説明します。

カスタムイベントの送信

イベントとは、ユーザーの行動データを表すためのデータです。
ここでは例として、いくつかの値を含んだsampleという名前のイベントを送信してみます。
JS SDKを設置したサイトを開き、ブラウザのコンソールから次のコードを実行して下さい。

// タグv2の場合
krt('send', 'sample', {
  color: 'red',
  size: 20,
  is_empty: false
});

// タグv1の場合
tracker.track('sample', {
  color: 'red',
  size: 20,
  is_empty: false
});

[ストーリー]ページ(https://admin.karte.io/p/[プロジェクトID]/user/[ユーザーID])から、sample イベントが計測されたことが確認できれば成功です。

identifyイベントの送信

KARTEではどのようなイベントでも自分で定義し送ることができますが、予め意味が定義されたイベントがあります。
identifyイベントはその一つで、名前などのユーザープロフィール情報として扱われます。

// タグv2の場合
krt('send', 'identify', {
  last_name: 'KARTE',
  first_name: '太郎'
  // user_id: '0000'
});

// タグv1の場合
tracker.track('identify', {
  last_name: 'KARTE',
  first_name: '太郎'
  // user_id: '0000'
});

[リアルタイムユーザー]ページ(https://admin.karte.io/p/[プロジェクトID]/user)でlast_name, first_nameが表示されれば成功です。

📘

ユーザーストーリー画面にイベントが表示されないとき

2022-05-01以降に新規開設したプロジェクトでは「イベントのライフサイクル」機能が実装されています。
イベントの設定をしないとユーザーストーリー画面にイベントが表示されない場合があります。
ユーザーストーリーにイベントが表示されない事象が発生した場合は下記サポートサイトを参考に、ご対応ください。

イベントのライフサイクル | ドキュメント / インサイト / イベント | KARTEサポートサイト
https://support.karte.io/post/1QYBABpuv97HMqO0MlIE9C

他にどのようなイベントが定義されているかについては定義済みイベントを参考にして下さい。