イベントを送信しよう(アプリ)

前の記事:セットアップしよう(アプリ)

このページでは、SDKを使ってKARTEで最も基本的な概念であるイベントを送信する方法を説明します。

カスタムイベントの送信

イベントとは、ユーザーの行動データを表すためのデータです。
ここでは例として、いくつかの値を含んだsampleという名前のイベントを送信してみます。
ソースコードの任意の箇所に、以下のコードを追加してシミュレータ等で実行してください。

iOSの場合

Tracker.track("sample", values: [
  "color": "red",
  "size": 20,
  "is_empty": false
])
[KRTTracker track:@"sample" values:@{
  @"color": @"red",
  @"size": @20,
  @"is_empty": @NO
}];

Androidの場合

Tracker.track("sample", mapOf(
  "color" to "red",
  "size" to 20,
  "is_empty" to false
))
Map<String, Object> values = new HashMap<>();
values.put("color", "red");
values.put("size", 20);
values.put("is_empty", false);
Tracker.track("sample", values);

[ストーリー]ページ(https://admin.karte.io/p/[プロジェクトID]/user/[ユーザーID])から、sample イベントが計測されたことが確認できれば成功です。

viewイベントの送信

KARTEではどのようなイベントでも自分で定義し送ることができますが、一部のイベントは管理画面上で特殊な扱いを受けます。
view イベントはその一つで、画面のタイトルなどを扱うことができます。

iOSの場合

Tracker.view("top", "トップ")
[KRTTracker view:@"top" title:@"トップ"];

Androidの場合

Tracker.view("top", "トップ")
Tracker.view("top", "トップ");

[リアルタイムユーザー]ページ(https://admin.karte.io/p/[プロジェクトID]/user)でtitleが表示されれば成功です。

identifyイベントの送信

identify イベントも管理画面上で特殊な扱いを受けるイベントの一つです。名前などのユーザープロフィール情報を扱うことができます。

iOSの場合

Tracker.identify(
    "ユーザーID",
    ["name": "KARTE太郎"]
)
[KRTTracker identify:@"ユーザーID" :@{
    @"name": @"KARTE太郎"
}];

Androidの場合

Tracker.identify("ユーザーID", mapOf(
  "name" to "カルテ太郎"
))
Map<String, Object> values = new HashMap<>();
values.put("name", "KARTE太郎");
Tracker.identify("ユーザーID", values);

[リアルタイムユーザー]ページ(https://admin.karte.io/p/[プロジェクトID]/user)でnameが表示されれば成功です。

他にどのようなイベントが定義されているかについては定義済みイベントを参考にして下さい。