データテーブルやインポートファイルのスキーマを指定する

スキーマを指定する理由

明示的なスキーマによって各カラム毎に適切なデータ型を指定することで、より適した形でデータの保持や操作ができます。

スキーマを指定しない場合、スキーマの自動検出が実施されます。自動検出の場合、意図通りにファイルが読み込まれない場合があります。可能な限り、スキーマは明示的に指定してください。

スキーマを指定できるタイミング

以下のタイミングで、データテーブルのスキーマを指定することができます。

  • データテーブル新規作成時
  • インポートジョブ設定時

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管理画面からのcsvファイルアップロードの場合

管理画面からcsvファイルを直接アップロードする場合、アップロード時にスキーマを指定することはできません。データテーブル作成時にスキーマを指定してください。

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データテーブル新規作成時の注意点

データテーブル新規作成時に、「オプション」を有効化することでスキーマを指定してデータテーブルを作成することができます。意図しないスキーマのデータテーブルが作成されないよう、「オプション」を有効化する際には必ずスキーマを指定してください。

スキーマ指定の記法

  • GCS/S3/salesforceからのインポートジョブの「スキーマ」指定では、カラム名とデータ型名の組を下記のようにカンマ区切りで指定してください
    • 形式
      • column_name1:type_name1,column_name2:type_name2,...
      • user_id:STRING,email:STRING,age:INT64,birth_date:DATE,subscription:BOOL

カラム名の規約

  • 使用できる文字
    • 最初の文字
      • 英字(a-z、A-Z)、アンダースコア(_)
    • 2番目以降の文字
      • 英字、アンダースコア、数字(0-9)
  • 最大長
    • 128文字

指定可能なデータ型

BigQueryの型名を指定してください