サーバーサイドアクション

Craft用接客アクションの実行をきっかけにFunctionを実行します。トリガーからFunction起動までの流れは以下の通りです。

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サーバーサイドアクションによるFunction起動

KARTEの接客としてCraftを実行するため、「ユーザー状態の変化」をトリガーにFunctionを実行する場合に適しています。

設定手順

以下の手順でサーバーサイドアクションを設定します。この設定により、接客で設定したトリガーをきっかけにFunctionを実行することができます。

  • 接客を新たに作成します。
  • 接客編集画面で「Craft Functions連携」テンプレートからアクションを作成します。
Craft Functions連携テンプレート

Craft Functions連携テンプレート

  • アクションの設定を行います。
    • ファンクション名: アクション時に実行するCraft Functionsの名前を指定します。
    • name: 任意の値を入力します。Function実行時に data.jsonPayload.name プロパティとして利用できます。
    • data: Craft Functionsに渡す値をJSON形式で指定します。Functionsで data.jsonPayload.data プロパティとして利用できます。
アクションの設定値

アクションの設定値

  • トリガーを設定し、接客を保存・公開します。

Craft Functionsに送信されるデータ

data のフォーマットは Function実行時に送信されるデータ をご確認ください。

  • kind は `"karte/action" が入ります。
  • jsonPayloadのフォーマットは以下の通りです。
jsonPayload: {
    data: "{ Object }",
    name: "{ アクションで設定したname }"
}
Key説明
jsonPayload.dataアクションで設定したdata. JSON文字列の場合はObject型, 通常の文字列の場合はString型と解釈される。
jsonPayload.nameアクションで設定したname.

dataの例

{
    timestamp: "2022-10-13T02:26:27.126Z"
    jsonPayload: {
        data: {
            path: "/inspector/track/demo/97ed561dc9a67cf2455d26289ed8fd48"
        }
        name: "craft-action"
    }
    kind: "karte/action"
    id: "05a2d889-ec1d-40db-a74f-303f2b2eed3c"
}